タカアシガニ

非常に足が長く、カニだけでなく節足動物のなかでも最大の大きさを誇る「タカアシガニ」は、食べたことはなくとも、テレビや水族館などで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

元々日本近海のみに生息している固有種と言われていましたが、1989年に台湾近海でも見付かりました。

日本では静岡県の沼津港や三重県の尾鷲漁港、そのほかにも千葉県や愛知県で水揚げされており、主に太平洋岸での生息が多く見られます。

タカアシガニの甲殻は加熱処理前でも鮮やかな橙色、長い足はより赤く、白色のマダラ模様が特徴的です。

またタカアシガニはかの有名な生物学者ダーウィンによって作られた言葉、「生きた化石」に分類される生物でもあり、学術的な価値も非常に高いことが窺えます。

場での価格は比較的安いものの、年々資源の減少が危ぶまれているため、人工養殖や蓄養などの研究も行われているそうです。

一方で食用としての価値は、そのまま食べると水分が多く、あまり美味しくはありません。

しかしながら蒸して水分を飛ばすと非常に味が濃く、タカアシガニ独特の風味を味わうことが出来るでしょう。

カニの中でも特徴的なフォルムと生態を持つタカアシガニ、蒸して食べるのもおすすめですが、水族館などで生きている姿を見ると、また違った印象を受けるはずです。

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