タラバガニ
毎年冬にかけて数多く出回っているタラバガニは、食用としているカニの中でも最上級の味わいを誇ります。
日本では日本海やオホーツク海などで漁獲されており、主に冬のグルメの印象が強いのではないでしょうか。
そんな食用として珍重され続けたタラバガニ、どのような生物なのでしょう。
まず見た目の色は濃く、全身は無数の短い棘に囲まれています。鮮やかな赤橙色になるのは加熱処理をした後なので、生きている姿を見ればほかのカニと区別がつかないかもしれません。
そしてタラバガニは「カニ」という名前がついているものの、生物学上ではヤドカリの一種として分類されています。
また日本以外にも、北太平洋やアラスカ沿岸、ガラパゴス諸島などに分布しており、水深1000mにも及ぶ海域でも確認されているそうです。
ロシアやアラスカからの輸入品が多いのには、このような分布が関係しているのでしょう。
このように非常に広い分布域を持つタラバガニは、冬以外でも食べられるように、缶詰などの加工処理がされている商品も数多く見受けられます。
一方でとれたてを塩茹でや蒸し蟹とする調理法も知られており、生で食べるよりも旨みが強いと言われています。
どこかでタラバガニを食べる機会があれば、是非とも様々な料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。